女子が少ない環境で浮かない・疲れないために私がしていること|孤立しないための4つの工夫

博士課程の生活

こんにちは、みのりです🌿

このブログでは、博士課程での生活や研究、恋愛や日常について、ありのままの視点で発信しています。この前は博士女子のメリット・デメリットについて書きました

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今回はもう少し視野を広げて、「理系に進学して、女子が少ない環境に置かれたときのしんどさと、私なりの工夫」についてお話ししてみたいと思います。

実実は私自身、大学入学後に最初に驚いたのが、語学のクラスに女子が2人しかいなかったことでした。

  • 「女子の視点を求められすぎる」
  • 「なんとなく仲間に入りづらい」
  • 「気を遣われるのもしんどいけど、こっちも気を遣ってしまう」

そんなモヤモヤを抱えつつも、なんとか研究を続けてこられた今だからこそ、
「無理をしすぎず、でも孤立せずに過ごすためのヒント」を、過去の自分に向けるような気持ちでまとめてみました。

💡こんな人におすすめ

  • 理系大学や大学院で、女子が少ない環境に不安を感じている
  • クラスや研究室で「女子は自分だけ」という状況になって戸惑っている
  • 人間関係に疲れたくないけど、浮くのも孤独なのもイヤ…という気持ちがある
  • 研究や学びは楽しい。でも、その前にある「空気感」がちょっとしんどい

1|仲良くなりすぎない距離感が“お守り”になる

クラスや研究室では、「みんなと仲良くしなきゃ」と思いがちですが、私は“適度な距離感”を意識するようにしています。

ごはんに誘われても、毎回行かなくてOK。
LINEやSNSも、無理につながらなくて大丈夫です。

仲良くなること自体が悪いわけではありません。
でも、「少し距離を取ることで守れる自分」もいると気づきました。


2|“女子代表”として扱われても、全部に応えなくていい

女子が少ないと、こんな場面が増えますよね。

  • 「女子としてどう思う?」と聞かれる
  • 広報や説明会で“女子の見本”として登壇を頼まれる
  • 女性研究者に関する話題で意見を求められる

私は、「全部に応える必要はない」と思っています。

もちろん、伝えたいことがあるときには発言していい。
でも、しんどいときは「今回はパスで」と引いてもいいんです。


3|“合わない雑談”からはさりげなく距離をとる

研究室の雑談が、男子ノリ一色になることもありますよね。

  • ちょっと下品なネタ
  • ゲーム・アニメ・スポーツの話題ばかり
  • 意識高すぎてついていけない会話

「その話題が悪い」というわけではないけれど、毎日付き合うのはやっぱりしんどい。

私は、無理に合わせるよりも、

  • 「聞き役」に徹する
  • トイレや作業のふりをして自然に抜ける

などの方法で、自分の心の疲れをためない工夫をしています。


4|“同じ悩みを持つ人”とつながる場所を持っておく

たとえ研究室に女性がいなくても、「分かり合える場所」を別に持っておくと、心がとてもラクになります。

私が救われたのは、たとえば…

  • 別の大学にいる女子学生
  • サークルの友達
  • カウンセリングや学生相談サービス

「リアルなつながり」でなくても、思いを共有できる場があるだけで、心の支えになります。


おわりに|“女子が少ない環境”が過去の話になる未来へ

この記事では、女子が少ない理系環境で感じたしんどさと、その対処法についてお話ししました。

でも本当は、こうした工夫をわざわざしなくても、
誰もが自然体でいられる場所が「当たり前」になるのが理想です。

この記事を読んでくださったあなたが、少しでも「一人じゃない」と感じてくれたら、すごくうれしいです。

そしてこれから、理系や研究の道に進む女子学生がもっと増えて、
「女子が少ない」という状況自体が、昔話になっていく──
そんな未来を願いながら、今日はこのへんで。

また次回の記事でお会いしましょう🫶

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