こんにちは、みのりです🌿
このブログでは、博士課程での生活や研究、恋愛や日常について、ありのままの視点で発信しています。この前は博士女子のメリット・デメリットについて書きました


今回はもう少し視野を広げて、「理系に進学して、女子が少ない環境に置かれたときのしんどさと、私なりの工夫」についてお話ししてみたいと思います。
実実は私自身、大学入学後に最初に驚いたのが、語学のクラスに女子が2人しかいなかったことでした。
- 「女子の視点を求められすぎる」
- 「なんとなく仲間に入りづらい」
- 「気を遣われるのもしんどいけど、こっちも気を遣ってしまう」
そんなモヤモヤを抱えつつも、なんとか研究を続けてこられた今だからこそ、
「無理をしすぎず、でも孤立せずに過ごすためのヒント」を、過去の自分に向けるような気持ちでまとめてみました。
💡こんな人におすすめ
- 理系大学や大学院で、女子が少ない環境に不安を感じている
- クラスや研究室で「女子は自分だけ」という状況になって戸惑っている
- 人間関係に疲れたくないけど、浮くのも孤独なのもイヤ…という気持ちがある
- 研究や学びは楽しい。でも、その前にある「空気感」がちょっとしんどい
1|仲良くなりすぎない距離感が“お守り”になる
クラスや研究室では、「みんなと仲良くしなきゃ」と思いがちですが、私は“適度な距離感”を意識するようにしています。
ごはんに誘われても、毎回行かなくてOK。
LINEやSNSも、無理につながらなくて大丈夫です。
仲良くなること自体が悪いわけではありません。
でも、「少し距離を取ることで守れる自分」もいると気づきました。
2|“女子代表”として扱われても、全部に応えなくていい
女子が少ないと、こんな場面が増えますよね。
- 「女子としてどう思う?」と聞かれる
- 広報や説明会で“女子の見本”として登壇を頼まれる
- 女性研究者に関する話題で意見を求められる
私は、「全部に応える必要はない」と思っています。
もちろん、伝えたいことがあるときには発言していい。
でも、しんどいときは「今回はパスで」と引いてもいいんです。
3|“合わない雑談”からはさりげなく距離をとる
研究室の雑談が、男子ノリ一色になることもありますよね。
- ちょっと下品なネタ
- ゲーム・アニメ・スポーツの話題ばかり
- 意識高すぎてついていけない会話
「その話題が悪い」というわけではないけれど、毎日付き合うのはやっぱりしんどい。
私は、無理に合わせるよりも、
- 「聞き役」に徹する
- トイレや作業のふりをして自然に抜ける
などの方法で、自分の心の疲れをためない工夫をしています。
4|“同じ悩みを持つ人”とつながる場所を持っておく
たとえ研究室に女性がいなくても、「分かり合える場所」を別に持っておくと、心がとてもラクになります。
私が救われたのは、たとえば…
- 別の大学にいる女子学生
- サークルの友達
- カウンセリングや学生相談サービス
「リアルなつながり」でなくても、思いを共有できる場があるだけで、心の支えになります。
おわりに|“女子が少ない環境”が過去の話になる未来へ
この記事では、女子が少ない理系環境で感じたしんどさと、その対処法についてお話ししました。
でも本当は、こうした工夫をわざわざしなくても、
誰もが自然体でいられる場所が「当たり前」になるのが理想です。
この記事を読んでくださったあなたが、少しでも「一人じゃない」と感じてくれたら、すごくうれしいです。
そしてこれから、理系や研究の道に進む女子学生がもっと増えて、
「女子が少ない」という状況自体が、昔話になっていく──
そんな未来を願いながら、今日はこのへんで。
また次回の記事でお会いしましょう🫶
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